遠回りでもいいさ

好きな人やものについて、私自身が勉強するための日記です。

はじまりはいつも唐突なのかもしれない。

こんにちは。

10月31日の夜に書いて下書きに保存したままだった日記です。自己紹介もせずにここまで来てしまってごめんなさい。私は…20代後半地方住み社会人♀、Twitterにもいます。

以下長文ですので、よければお付き合い下さい。


2013年4月のこと。偶然観た某テレビ番組に「ある人」が出演していた。彼は俳優として映画に主演し、その宣伝のために番組に呼ばれていた。

その番組をふともう一度観たいなと思ったのが、2013年9月24日頃のこと。脈略もなく突然思い出した(笑)。確か自宅でYouTubeの動画を観ていた途中だった。俳優でもある彼の本業は歌手であり、その番組の出演者が彼の曲の振りを彼の前で踊るという企画が個人的に楽しくて印象に残っていた。

動画がないかと探したところ(ごめんなさい←)、運良く踊っているシーンのみ観ることができ、リアルタイムで観た時の楽しい感情が蘇ってきた。

踊りを披露したのは数曲だったが、そのうちのある1曲...彼の最大のヒット曲になっているのだが、その作曲者であるアーティストが、2012年にリリースしたセルフカバーアルバム内で別アレンジで歌っている。その曲を作曲者自身がある音楽番組で披露しており、その動画が関連動画として見終わった後の画面の右端に表示されていた。

観た。魂が震えた。抜群の歌唱力や表現力もさることながら、ギターとカホン等のパーカッションというアコースティックなアレンジも凄く良かった。改めてすごい歌い手なんだと思い知らされた。と同時に、先述の彼と一緒に歌ってはいないのだろうかというちょっとした疑問が湧いた。

一緒に歌うというのも、その音楽番組が歌手同士のコラボレーションをさせることの多い番組だったからである。楽曲提供者がバックで演奏し歌手が歌うという「コラボ」がよく披露されているなぁという印象を持っていたのだが、同じテレビ局で同じスタッフが作る大型音楽番組も同じコンセプトで作られており、調べたところ2012年末に実際に同じ曲のアコースティックアレンジ版で「コラボ」が行われていたとのこと!!特段ファンでもないのになぜか沸き起こっていた小さな期待感に気づかぬまま、やっぱり動画を探して、観た。



これだ。私が好きな音楽はこれだ。確信があった。

好きな音楽に出会うと、心の奥底に何かがすぽっと嵌るかのような感覚になり、「これはいい」と思える瞬間が生まれる。前述の「魂が震えた」ときもその一つである。

中でも特に自分の人生において大きな存在となっている、「音楽が楽しい」ことについて少し話したい。

音楽とはエンターテインメントだという持論がある。エンターテインメントとは悲しいも楽しいも包含する非常に混沌とした観念なんだけども、音楽を「表現している」演奏者(歌及び楽器)が周りの人(観る者聴く者一緒に演奏する者)の心へ「自分の思い」を届けることが音楽の役目であり、その「自分の思い」が周りの人へ届きその心と呼応し合うことでエンターテインメントとして完成されるものだと思っている。

例えば、曲の世界観を汲み取った表現も、ガチガチに緊張したまま演奏することも、悲しい曲なのに演奏が楽しくってうきうきしちゃうことも、周りの人へ「自分の思い」を届けていることに代わりはない。ただ、その表現物が適切かどうかの話だけど(笑)。

「音楽が楽しい」ということはエンターテインメントたる音楽への最上級の賛辞だと思う。演奏者と周りの人の心が最大限に呼応することで、同じ「楽しい」という思いをに包まれた空間を形成することが出来る。楽しいのが嫌な人間なんておそらく存在しないだろうし(笑)、「音楽が楽しい」ことは音楽そのものにとっても人間にとっても非常に本質的なことだと思う。私には「音楽が楽しい」と思える瞬間が、何にも変え難い心の財産たる存在だし、楽しい音楽を求めて日々を過ごしているようなものである。

そんな私も、「音楽が楽しい」と感じたのは人生で2回しかなかった。1度目は高校生のとき、2度目は大学生のとき(これらはまた追って話をしたいと思います)。これらはすごく貴重な存在だと今でも思う。

うっすらと伝わってきたかもしれないが、この「出会い」こそが3度目の「音楽が楽しい」瞬間だった。

楽曲提供者であるアーティストがギターとパーカッションと共に歌うのは前回と同じ。だが、あの彼を含む6人の男達が年齢順に3人ずつわかれてとても楽しそうに歌っている。とても楽しそう。それだけで私には充分だった。

一目観てすっと心に入ってきたのは、この人達は上手いとか下手とかを超越して表現することを凄く楽しんでいるし、その楽しさが画面を通して伝わってこちらと呼応していることだった。それでいい。もちろん楽曲提供者のアーティストの方は相変わらず歌がお上手なんだけど、そちらではなくて(笑)、元々その曲を歌っている、彼を含む6人の男達に心を惹かれた。わずか2分程度のパフォーマンスだったが、久々に楽しいと思える音楽に出会えた。


2013年の秋当時、仕事でストレスを感じるも、日常にこれといった楽しみがなくつまらなさを感じていた私。本当にたまたま観た『図書館戦争』の宣伝でV6の岡田准一さんがゲスト出演した『嵐にしやがれ』。昔バックダンサーをしていた後輩達が今でも当時の振りを曲に合わせて踊れるのかを検証するコーナーが面白かった。その回を、特にきっかけがあるでもなく5ヶ月後に突然思い出し、色々探してなんとか『愛なんだ』を踊っているシーンだけは見つかった。

『愛なんだ』っていい曲だよねー。玉置浩二が曲書いてたよね?あれ?関連動画にセルフカバーで歌ってる『僕らの音楽』があるから観てみよう!

なにこれ…さすが歌がお上手だなぁ。アレンジもかっこいい。てか、V6とコラボしてないのかなぁ。絶対楽しいと思うけど…え?2012年のFNS歌謡祭でコラボしてるの?観たい!!

すごくいい!!V6すっごい楽しそうに歌ってた…素敵だなぁ。あ、そういえば8月のMステに出てたじゃん!!探s…

当時色々あってFNS歌謡祭を観ていなかった私が、そのことを激しく後悔したのは、2012年暮れの放送から9ヶ月後のこと。そして、今では運良くダビングをしていただきちゃんと手元に映像があります。大事にします。

その後、OMG!とREADY?アルバムをレンタルし、OMG!コンのDVDの発売が決まるとすぐに予約をし、それが手元に来るまで待ちきれなくて、SHBコンのDVDを買ったら…完全に抜け出せなくなりました。だってどれを観ても聴いても楽しいんだもん。心が満たされるんだもん。

メンバー全員名前も知ってるし番組も観てたし曲もある程度は知ってた…曲名と曲が一致しないこともあったけど(笑)。なぜもっと早くはまらなかったんだ(後悔)。

そういえば、2009年くらいにふとたまたまCHANGE THE WORLDを聴いて懐かしくなり、MVを探して観たら、坂本くんの歌声とビジュアルとスタイルの良さに惚れて堕ちかけたこともあったなぁ。

ハマり始めたのは、メンバー6人のうち4人が絶賛舞台中、オカダが大河の撮影に入ってしばらく経った頃で、6人での番組が名目上はあるものの、6人揃った姿をテレビで観られるのは音楽番組しかなく、時期的にも年末にかけての大型音楽番組を待つ他なかった。とにかく6人が楽しそうに歌って踊ってる姿を見たい!!とだけ思っていた私は、好きになった途端こんなに寂しい気分にならざるを得ないのかと凄く切ない気持ちになった。今では懐かしいけど(笑)

元々ジャニーズはバラエティ番組でこそ見かけることがあれど、ドラマ自体を全然観ないし音楽番組もたまにしか観ない人だったので、まぁジャニーズはそこそこわかるけどハマるようなことはないかな?くらいでした(ジャニーズ目当てで番組を観ようと思っていなかった)。なので、担降りでもジャニ内掛け持ちでもありません。*1てか、ハマる直前はテレビはじめとするメディアに対して嫌悪感を抱いていたくらいなのでw(この件もそのうち書きたいと思います)

V6にハマってからは、頭の中が常にV6いっぱいでとにかく曲とコンサート(の映像)を見たいと思ってきましたw6人での姿を見てハマったので、ずっと誰ファンなのかは決めかねていました。剛くんのダンスに惚れて発言等からもっとこの人の事を知りたいと思っていましたが、いの健コンビの可愛さと声の相性の良さにハマり、そこから健くんの人柄や考え方が好きになり、健くんファンで落ち着くことになりました\(^o^)/血液型がO型で小柄で花粉症でそばアレルギーなところとか色々共通点があるんです← ただ、ダンスしてるときは剛くんを追いかけてしまう(つд⊂)やっぱりみんな好き\(^o^)/

こんな感じでファンになり、何よりも6人の歌とダンスを見たいと思っている人なので、もしかしたらいわゆるジャニーズのファンの方とは少し違う考え方かもしれません。だけど、私自身もV6を応援するようになって色んな価値観が自分の中に芽生えてきたことに気づきました。今後もファンとして精進していきたいですw

*1:ただし、Jフレは昔から好き。